【チョッと深掘り】中間居住システムとは??
日本は世界有数の自然災害多発国であり、地震、津波、台風、豪雨など多様な自然災害に継続的に直面しています。災害発生時には、被災者は避難所へ避難し、その後仮設住宅へ移行するという生活再建の過程をたどることが一般的です。しかし、この過程において避難所生活と仮設住宅入居の間には生活環境の大きな空白が存在しており、避難所は短期滞在を前提とした施設で、長期間の生活には適していません。一方で仮設住宅の整備には時間を要するため、多くの被災者が長期間にわたり不十分な生活環境に置かれることになります。この状況は避難生活の質を低下させるだけでなく、健康悪化や間接死の要因となる可能性が指摘されており、この制度的空白に着目し、避難所と仮設住宅の間に位置する新たな居住概念として「中間居住システム」を提案しています。その具体的な形として組み立て式仮設ユニット「Hut(ハット)」の構想を提示し、その社会的・政策的意義について検討します。
(視聴時間:約14分)

