ポッドキャスト 【徹底深掘】日本の森を服に変える資源安全保障政策
従来、日本の森林政策は主として建築材利用の拡大を中心に展開されてきた。木材利用促進法などの制度も、住宅や公共建築物への木材利用を促進することで林業の振興を図ることを目的としている。しかし、日本社会が人口減少局面に入り住宅着工数が長期的に減少する状況を考えれば、建築材需要のみを前提とした森林資源利用には構造的な限界がある。一方、世界的に資源安全保障の重要性が高まる中、各国は自国資源を基盤とした産業構造の再設計を進めている。エネルギー、食料、鉱物資源などに加え、素材産業においても資源依存構造の見直しが進んでいる。
